- 「天使の輪がみえる」
- 「こわれた土偶」
- 「見えない隣人」
天使の輪がみえる
あらすじ
主人公は臆病者のギャング、ジミー。抗争の時、おびえて逃げ回っていると、兄貴に殴られて気を失ってしまう。この時、ジミーに何かが起こった…。車でアジトに戻る途中、ジミーは兄貴の頭に天使の輪のようなものが見えたのだ。その直後、事務所に到着した兄貴はギャングに襲われ、死んでしまうことに…。
それを見て気を失ったジミーは、病院に運ばれた。入院した病院でも、頭の上に天使の輪が見えた患者が心臓麻痺で志望。ジミーは「白い輪をつけたものは、じき死ぬんだ」ということに気付く。やがて、ジミーは退院し、ある日、港での抗争に出向くことになった。すると、今度はそこにいる全員の頭に天使の輪が…。
そして、自分の頭にも。恐くなったジミーは、その場から逃げ出し、船の荷物の中に隠れた。荷物ごと船に積み込まれたジミーは、自分だけ助かったんだと一安心する。ところが、船室に忍び込み、洋服を盗んで着替えようとすると、ジミーは自分の頭の上に天使の輪があることに気付く。「どういうことだ！俺は助かったはずじゃあ…」さらに、甲板に出てみると、ほとんどの乗客の頭に天使の輪が見えるではないか！「まさか…」そう、この船はあのタイタニック号だったのである。
http://www.ntv.co.jp/storyland/archives/003/a.html
キャスト・スタッフ
| 絵コンテ | 木村隆一 |
| 演出 | 木村隆一 |
| キャラクター | 我妻宏 |
| 作画監督 | 我妻宏 |
| 美術監督 | 内田好之 |
| 音響監督 | 高橋秀雄 |
| 効果 | 松田昭彦 |
| 調整 | 佐藤千明 |
| 制作 | 日本アニメーション |
| 制作協力 | シナジージャパン サテライト |
| 声の出演 | ナレーション / 柴田秀勝 兄貴Ａ / 中田和宏 ジミ― / 菊地正美 敵 / 龍谷修武 敵Ａ / 宇垣秀成 仲間Ａ / 中田雅之 仲間Ｂ / 上別府仁資 看護婦Ａ / 児玉孝子 看護婦Ｂ / 日比野朱里 若い患者 / 服巻浩司 老人Ａ / 西松和彦 兄貴Ｂ / 斉藤志郎 兄貴Ｃ / 杉野博臣 ボス / 矢田耕司 敵ボス / 辻親八 |
こわれた土偶
あらすじ
やまびこ小学校５年１組の生徒達は、ある日、担任の小山先生に連れられて地層を見学しに裏山に行く。すると、ひょんなことから土偶を発見！テレビ局が取材に訪れるほどの大騒動になる。先生達が取材を受けている最中、教室では、土偶を教壇の上に置いたまま生徒たちが騒ぎ立てていた。しかし、奥にいる車椅子の生徒・健太は見る事ができない。
そこで、「健太にも見せてあげよう」と、生徒達は車椅子が通れるように、教室の机を動かし始めた。だが、その振動で、土偶は机から落ちてしまい、壊れてしまう。教室に戻った小山先生は、こわれた土偶を見て驚くが、事情を知って、校長先生と教頭先生には自分が土偶を壊したのだと報告した。事件から数日後、小山先生は「学校をやめることになった」と生徒達に告げた。それを聞いた子供達は、先生が自分達をかばったばっかりに責任を取らされるのだと知る。
すると、突然、健太が車椅子から立ちあがり、「土偶を壊したのは僕だ」と涙ながらに叫んだ。それをきっかけに、他の生徒達も「土偶を割ったのは僕です」「私です」と次々に立ち上がりはじめ、そんな生徒達を見た校長は、小山先生の処分を取り消した。こうして、５年１組の仲間は、強い絆で結ばれたのである。その後、壊れてしまった土偶は復元され、町の民俗資料館に展示された。
http://www.ntv.co.jp/storyland/archives/003/b.html
キャスト・スタッフ
| 絵コンテ | 大賀俊二 |
| 演出 | 大賀俊二 |
| キャラクター | 平山智 |
| 作画監督 | 相馬満 |
| 美術監督 | 古谷彰 |
| 音響監督 | 大熊昭 |
| 効果 | 庄司雅弘 |
| 調整 | 大城久典 |
| 制作 | 東京ムービー |
| 声の出演 | ナレーション / 鈴木弘子 小山先生 / 飛田展男 健太 / 高戸靖広 直人 / くまいもとこ 洋平 / 頓宮恭子 小松 / 藤田叔子 高橋 / 安達忍 慎吾 / 松本梨香 奈美 / 國府田マリ子 校長先生 / 阪脩 教頭 / 丸山詠二 レポーター / 白石文子 女の子Ａ / 前田千亜紀 女の子Ｂ / 杉本ゆう 男の子Ａ / 佐藤ゆうこ 男の子Ｂ / 長沢直美 |
見えない隣人
あらすじ
アパートに住む若者・黒川は、歌手デビューを夢見るストリートミュージシャン。部屋でもよく大声で歌っていた。ある日、黒川の隣の部屋・４号室に、全く姿を現そうとしない何者かが引っ越してきた。しかし、隣の部屋からは、毎日、音が聞こえてくる。ぶつかる音、のこぎりを引くような音、赤ん坊の泣き声、女のすすり泣き…。
怖くなった黒川は、同じアパートに住むおばさんに助けを求めた。ところが、おばさんは「最近引っ越してきた人などいない」と言う。アパートの住人たちは、昔、４号室で首吊り事件があったことを黒川に明かす。黒川が隣の部屋の中を見ると、首を吊っているひとりの男が…。しかし、他の住人たちからは、「そんなもの見えない」と言われ、おびえた黒川はアパートから逃げ出した。
実は、これ、アパートの住人たちが近所迷惑な黒川を追い出すために演じた罠だったのである。黒川が出ていったと、大家さんに報告する住人は、大家さんからとんでもない事実を聞かされる。「黒川は、先週死んだ」と。住人がさっきまで見ていた黒川は、幽霊だったのである。
http://www.ntv.co.jp/storyland/archives/003/c.html
キャスト・スタッフ
| 絵コンテ | 牛草健 |
| 演出 | 牛草健 |
| キャラクター | 丸山宏一 |
| 作画監督 | 丸山宏一 |
| 美術監督 | 土橋誠 |
| 音響監督 | 小林克良 |
| 効果 | 横山正和 |
| 調整 | 田中章喜 |
| 制作 | シンエイ動画 |
| 制作協力 | ベガエンタテイメント |
| 声の出演 | 黒川 / 難波圭一 おばさん / 京田尚子 佐伯 / 矢田稔 中年男 / 秋元羊介 首吊り死体 / 八奈見乗児 |